リーダー研修ではボート競技を例に出すと理解が深まる!?

admin / 2020年5月30日

舵取り役と漕ぎ手が向かい合っていることを強調しよう

職場におけるグループリーダーとは、管理職から仕事の成果を問われ、後輩社員からは信頼するに値するリーダーかどうかをチェックされる厳しい立場だといえます。そんな立場のリーダーに上司が「リーダーシップが大事だぞ」と言い続けているだけでは、真のリーダーはなかなか育成できません。ではリーダー育成を目的とした研修では、どのようなことを教えれば良いのでしょうか。

まず教えるべきことは「リーダーに求められる役割」です。この役割はボート競技のコックスに例えて説明すると、受講者に伝わりやすいでしょう。コックスとは、舵取り役のことです。コックスはクルー(漕ぎ手)全員に目指すゴール(目標)と進む方向を指示し、クルー全員の能力を結集して、ボートを目的地点に到達させるのが最大の役割です。コックスはゴールが見えていて、クルーはゴールを背にしてオールを漕ぐことに専念しています。この特異な格好だからこそ、リーダーの役割をボート競技に例えることができるのです。

リーダーの役割がボートの舵取り役にマッチする

ボートを確実にゴールへ到達させることは「目標達成」としての役割です。ゴールに到達するためにはクルーの状態だけでなく、波の大きさや風向きなどを的確に把握する「状況判断」もしなければなりません。またクルーに声をかけながらメンバーの力を結集させる「集団維持」という働きも求められます。そして「目標達成・状況判断・集団維持」こそが、リーダーに求められる3つの役割なのです。リーダーを対象とした研修では、この3つの役割の重要性を最初に理解させておく必要があります。

新入社員に他社の新入社員と合同で受けられる研修があり、新入社員教育として効果があると広く利用されています。