まずは乾かすわけですが
スマホを襲う不運の中でも、一番致命的に思えるのが水没ではないでしょうか。
何しろ電化製品にとって一番の大敵は水。伝導率が高い水が電子回路に付着してしまうことで、電気が想定外の流れかたをしてしまい回路が破壊されてしまうわけです。こうなると修理をするにしても全て交換、ということになりかねません。
そのためにも、まずは慌てずにスマホを乾かして水分を取り除くことになります。
ここでやってはいけないこととしては、「中に入ってしまった水を広げない」「電源を入れない」「ドライヤー等で暖めない」の3つになります。
これはどうしてなのでしょうか。
電気や電気回路の性質に気をつければ納得
上で書いたように、水が伝導率が高いことから電源を入れてはいけないことは理解しやすいですね。
動くかどうか確認したいのはわかりますが、乾くまではじっと我慢です。
そして、早く乾かすためにも、スマホを振って水を外に出そうとは考えないで下さい。
水を外に出すためなのだから良い方法なのでは、と思われがちですが、水が侵入していない部分にまで水が広がってしまう可能性があるためです。
最初に水没した時点で水がなかった場所は水が入りづらい場所なのですから、乾燥させるために水分が外へ出ていくのにも時間がかかってしまいます。
そして、最後に乾燥を早めるためにドライヤーなどを使って暖めてはいけない、という点も電子回路が高温に弱いという点と、更に外装や液晶にも影響がでやすいためです。
とにかく自然乾燥にまかせて外部からは何も手を加えない。それが水没時のスマホが復旧する可能性の一番高い方法なのです。
スマホ修理は街中の修理店の数、質ともに充実しているので、場合によっては最短数十分で済ませる事が出来ます。